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盗難や紛失に遭った時にまずとるべき行動とは?

盗難・紛失の対処方法やその他にタメになる情報などを紹介します。もしもの時のためにぜひご一読ください。

紛失盗難時の緊急マニュアル

日頃から身につけている財布やスマートフォン、鍵などの物や、自宅、車、自転車などの生活に欠かせないものは、しっかり管理をしていても、紛失や盗難被害にあってしまう事はよくあります。

 

社会人以上の人であれば、これまでに一度は何か重要なものを紛失してしまったり、盗難被害にあった経験を持っている人がほとんどだと思います。

 

日頃から、紛失や盗難の予防を心がける事はとても重要ですが、ここでは実際に大切な物の紛失や盗難に遭った場合の対処方法を紹介します。

 

 

日本は財布が戻ってくる確率が高いって本当?

財布

日本は安全大国とも言われていて、財布などの金品を落とした時でも拾った人が警察やその施設の担当に届け出をして戻ってくる確率は世界一高いと言われています。
しかし必ず落とした物が戻ってくるとは限りません

 

財布など現金関係や、宝石、高級金品など金目になるもの程、戻ってくる可能性は低く、
実際に国内で落とし物をして、戻ってこないケースも非常に多いです。
また、犯罪件数自体も世界の中で格段に少ないですがゼロではありません。
スリやひったくりなどの強引な手法の盗難も頻繁に起こっています。

 

日本は安全な国だからといって紛失・盗難の対策をしなかったり、実際に大事な物を落とした時に「どうせ戻ってくるだろう。」などという甘い考えではいけません。
基本的には、紛失や盗難にあったモノは返って来ない、もし返ってきたらラッキーぐらいの気持ちでいましょう。

 

 

 

日本人は「犯罪意識」が低い

日本は窃盗や横領などの軽度な犯罪の検挙率が高いです。
また、こうした軽犯罪でも社会的信用を大きく落とす事になるので、日本人は罪を犯したくないという意識が非常に強いです。

 

例えば、高級車に乗っていて、繁華街のど真ん中や、人通りが少ない場所で鍵をつけっぱなしにしてしまったとします。
この車を見た時に、誰もが簡単に盗む事ができると思いますが、実際に盗む人は非常に少なく、1日程度の放置だと何の被害も受けない可能性が高いです。

 

財布の場合も同様に、クレジットカードが入っていれば、カードに記載されている名前をサインすれば簡単に悪用されてしまいます。
しかし、防犯カメラや購入履歴などで足がついて捕まる事を恐れて、実際に悪用される可能性は低いです。

 

ですが、財布の中の現金であれば、お店などですぐに使ったり、履歴の残らない所で両替をすれば証拠は一切なくなります。
製造番号をひかえている人もいないはずので、現金だけを盗んでもバレる事はほとんどないです。

 

お金を盗まれるイメージ

こうしたリスクの少ない横領は真面目に生きている人でも実行に移す人が多いです。
実際に財布を紛失したケースでは、最初に拾った人が現金だけを抜いて再び捨て、その後に拾った人が届けを出して、
現金が入っていない状態で戻ってくる場合も多いです。
このように、何かを紛失してしまった時に拾った人の心理や横領するリスクを考えると、物によって戻ってくる可能性の目安を把握する事ができます。

 

 

紛失、盗難はお金以上のデメリットがある

紛失や盗難に遭った時は、もちろん金銭面での損失を受けます。
財布の場合は中に入っている現金だけでなく、財布自体を買いなおさなければなりません。

 

鍵の紛失などの鍵開けトラブルが起こった際は、万が一の事を考えてシリンダーを交換する必要がある場合もあります。

 

このように、お金だけではなく、それに付随する労力も大きなデメリットです。

クレジットカード

財布の場合は中に

  • 運転免許証
  • 保険証
  • クレジットカード
  • キャッシュカード

などが入っていると思います。

 

それぞれ一度利用停止手続きをして、再発行手続きをしなくてはいけません。
免許証などは平日の昼間でないと再発行手続きができないので、土日休みの仕事をしている人は平日に1日休暇をとらなければいけないので、無駄な労力となってしまいます。

 

このようなことを避けるためにも、悪用などの二次被害を最小限に抑えるためも、紛失・盗難にあった場合は適切な処理を迅速かつ効率的に行わなくてはなりません。