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自転車を盗まれないようにするためのポイント

自転車の盗難防止のポイントは、高級自転車であれば鍵などの防犯グッズを過信せずに窃盗団が作業できない環境で保管します。平凡な自転車は鍵のかけ忘れをしないように気をつけましょう。

自転車の盗難防止のポイント

自転車の盗難防止策

 

自転車の盗難リスクは、ママチャリをはじめとした平凡な自転車か、数十万円する高級自転車によって変わります。

 

 

平凡な自転車は購入時に防犯登録をして、備え付けの鍵をロックしておけば問題ありません。
定価2~3万円以下で売られている自転車の大半は、鍵のかけ忘れが原因で盗難されて、すぐに乗り捨てられます。
鍵さえかけていれば盗難対策は十分で、防犯登録しておけば盗まれても見つかる可能性が高いです

 

やっかいなのは、数十万円の高級自転車です。
プロの窃盗団が狙うため、備え付けの鍵やチェーン、U字ロックなど外付けの鍵を付けていてもあらゆる手法で突破して盗まれてしまいます。

 

 

高級自転車は室内保管が理想

確実に高級自転車を盗難から守るには室内保管が望ましいです。

 

その他、集合住宅1階のベランダや、戸建住宅のリビングや寝室に近い庭(屋外)など、音を立てて作業できない環境で保管することが望ましいです。
プロの窃盗団はいかなる防犯対策も突破できるノウハウをもっています。

 

なかには、頑丈な鉄製のサクにU字ロックで固定しておいたら、サクを切って盗まれた被害事例もあります。
防犯カメラや、柱と固定しない鍵(持ち上げれば運べる状態)は防犯対策として全く意味がありません。
プロの窃盗団は防犯カメラがあっても身元が割れにくい外人が実行犯になることが多く、複数名かつ車を利用して犯行を行うので、鍵を何重に付けていても、持ち運びさえできれば後から拠点でゆっくり鍵の破壊作業をします。

 

短いU字ロックとチェーンを二重に結んで極太の柱と固定しておけば、盗難対策としてはかなり効果が高いです。
できれば体重をかけて使う工具が使えないような、地面より30cm以上高い位置で柱と固定するようにロックすれば理想的な形です。

 

しかし、どれだけ完璧な防犯対策をしても、オーナーにバレない状況で作業できる環境があると、プロの窃盗団は見逃してくれません
10万円から20万円クラスのロードバイクなら、突破に手間がかかる環境を作っておけば十分かもしれないですが30万円以上する高級自転車はターゲットにされると、どんな鍵でも突破してきます。

 

たとえは、鍵を重装して保管して、鍵を全て紛失した場合、鍵開け業者に連絡すれば開錠してくれます。
窃盗団は鍵の破壊と開錠の両方を得意としていて、鍵開け業者と同等水準のスキルを持っています。

 

盗難防止グッズだけで油断はせず、そもそも鍵開け作業を行う環境を作らない場所で保管することを最優先で考えましょう。