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自動車を盗難されないための予防方法をご紹介

車の盗難防止のポイントは純正の防犯装備に頼らず、警報アラームやハンドルロックバーなどを設置して、2重や3重で対策を取り、出先でも防犯意識を高く持つことです。

車の盗難防止のポイント

最近の車はイモビライザーなど盗難防止装備が標準化されています。
しかし、イモビカッターが普及するなど防犯効果は薄れつつあります。

 

確実に盗難を防止するには、後付けの警報アラームやハンドルロックバーを装着するようにしましょう。

 

車盗難の手口

まずはプロの窃盗団がどのような方法で車を盗んでいるか知ることが大切です。
車種によって、ドアロックを開錠する方法というのは何かしらあるものです。

 

鍵の紛失やインロックをしても、ロードサービスや鍵開け業者を呼ぶと、鍵やガラスを壊さずに開錠しています。
プロの窃盗団も同等のスキルがあると思ってください。

 

腕が悪い窃盗団や素人は、ドアガラスを割ってドアロックを解除しているケースもあります。
ドアロックを開錠したら、映画のワンシーンであるような配線の直結やイモビカッターという専用機材を使ってエンジンをかけます。
腕の良い窃盗団にかかれば最新車種であっても2分程度で車を盗んでしまいます。

 

様々な手法がありますが、すべてに共通していることはドア(ガラス含む)やインパネ、ハンドル周りに力をかけて作業します。
警報アラームがあれば、ある程度の犯行を未然に防げます。
音で警告をすれば、車体の盗難だけではなく車上荒らしやホイールの盗難も防ぐ効果があります。

 

車を盗む作業は短時間で終わらせる必要があるので、外付けのハンドルロックバーなど2重、3重に対策を取っておけば狙われるリスクが軽減されます。
ただし、警報アラームやハンドルロックなどをしていても、アラームが鳴らないようにバッテリーの端子を切断して、レッカーで車を運んでしまうケースもあります。
残念ながら完璧にプロの窃盗団から回避できる防犯対策はありません。

 

防犯グッズを併用することで狙われにくくできますが、どれだけ盗難防止対策を徹底していても、人気車種の場合は別途盗難保険(車両保険)に加入しておくことが望ましいです。

 

 

出先での被害も増加中

車の盗難は、手口が巧妙化して2~3分でエンジンをかけて持って行かれてしまうことが多いです。
そのため、コインパーキングやショッピングモールの駐車場で盗難被害にあう事例が増えています。
駐車して車から降りる姿を見れば、場所によっては短くても30分は戻ってこないと判断されます。

 

家の駐車場では、万全の防犯対策をしている人でも出先でちょっとした用事で車を停めるときには、警報アラームなどの防犯グッズをセットしない人が多いので注意しましょう。

 

プロの窃盗団は、出先で車から降りるときに、防犯対策を取っているかまでチェックをしてターゲットを厳選しています。