財布の紛失や盗難は、身につけている物の中でも一番やっかいな物です。
中に現金が入っているので、
届け出をしてもらえる可能性は少なくなりますし、
など、お金ではなく再発行に手間と労力がかかる物がたくさん入っています。
財布を実際に落としたり盗まれると精神的なショックは大きいですが、クレジットカードなどの悪用被害など二次被害に拡大する前に迅速な対応を取る事が必要です。
財布を紛失、盗難にあった時は、どこで財布がなくなったかを最優先して考えます。
何も考えずにすぐに警察に行く人も多いですが、警察への問い合わせは見込みがある交番が分かっている場合を除いて、電話だけでは対応してもらえず、実際に最寄りの警察署や交番に行って紛失届けを書かなければいけません。
まずは警察に行く前に思い当たる場所を考えて、それが施設だったり駅だった場合は、そこの管轄の紛失物管理をしている窓口に電話で問い合わせをする事が必要です。
財布を無くした時は、最も悪用される可能性が大きいクレジットカードの利用停止手続きを取りましょう。
クレジットカードはキャッシュカードなどとは違い、暗証番号不要で使う事ができます。
財布がなくなったらまずは最初にクレジットカード会社に連絡をして利用停止手続きを取ります。
財布がない時点でカード番号などの情報はすぐに確認取れないハズですが、紛失か盗難にあった旨を伝えて、契約者情報で照会を取りすぐに電話で利用停止手続きを取りましょう。
紛失・盗難窓口は24時間対応している所が多いので、少しでも早く手続きをするように心がけましょう。
よく出先で財布をなくして、家に帰ってからカードの明細書からカード番号を確認して連絡しようと考えてしまう人がいますが、その自宅に帰るまでの時間が命取りになる場合もあります。
財布の紛失、盗難は翌日や2日後などで届け出があったり、いくつかの機関を経由して手元に戻ってくるケースがあります。
クレジットカードやキャッシュカードなどの最低限必要な利用停止手続きを取ったら、免許証や保険証、財布本体などが戻ってくる事を期待して、少し待つ時間を作る事もオススメです。
ただし、大体2~3日待って出てこなかったら、それ以上待って発見される見込みはほとんどありません。
届け出があるかもしれない期待は2~3日まって出てこなければすぐに諦めて、それぞれ必要な再発行手続きを取るようにしましょう。